男だけどストリップショーに純粋に感動した

 彼女が欲しいに始まり、女の子の裸体を見たいとなって、ストリップ劇場に行くことにした。風俗も考えたが、単純に金額が高いし、ストリップの方が新鮮で面白いかなと思った。これは正解だったと言える。

行ったのは東洋ショー劇場

 大阪の天満駅大阪駅の隣駅)から歩いて5分ほどの所に、東洋ショー劇場という少々古ぼけたストリップ劇場がある。今回はここへ行くことにした。

www.toyo-show.com

天満駅を出てマクドナルドの右側の道をずーっと歩き、ファミマの横を右に曲がると、青く古ぼけた建物が見えてくる。パッと見は立体駐車場という印象で、とても劇場には見えない。入り口も利用者の通用口といった雰囲気

入り口から受付へ向かう階段の途中には、女優と思しき方々のポスターがずらりと並ぶ。何となく、そういう場所に来たのだなあ、という実感がわいてくる。階段を登りきったところに券売機があり、買ったチケットを受付のお姉さんに渡すと、以降は建物内で自由に過ごすことが出来る(といっても劇場と休憩用のバーカウンターしかない)。

特に他の用もなかったので、そそくさと劇場内に入って席に着いた。ひとまず劇場の中央にある丸い部分(花道の先っぽ)に近い席に着くのがおすすめ。女優の御開帳シーンやラストの色っぽい演技を一番真近で見ることが出来る。ちなみに下半身のブツを見るのは2人目くらいからどうでも良くなってくるので、ぶっちゃけ席は前目であれば何処でも良い。

性的興奮はそこまでなかった

 行為を共にする相手ではないということと、彼女らが喘ぎ声を出すわけでもないので、正直言ってそこまでの性的興奮は無かった。もちろん、非常に美しい裸体を目の前で見ることが出来きるわけだから、多少の興奮はするのだが、思っていたほどでは無い。

ただし、非常に外見や仕草がツボに入った女優が徐々に脱いでいく姿は、やはり興奮する。抱きたいと思う。改めて彼女が欲しいなあと思った次第。それほどいやらしさが無いので、いつか(まだ見ぬ)彼女と来るのも面白いと思った。

性的興奮以上に、彼女たちの発するエネルギーに感動を禁じえなかったとも言える。

性ではなく生を感じた。

 女優達の演技を見ていて感じたのは、紛れもない力強さだ。人前で堂々と裸体をさらし、力強く踊る。裸体は美しい。程よく筋肉質であり、だらしなく肉が揺れることが無い。そして演技もまた、上手い下手はあれど、やらされているモノではなく、練習に裏打ちされたものであることがすぐに分かる。非常にストイックだ。

俺自身がエンジニアの端くれだからこそ、何かに情熱を持ってストイックに取り組む思いには共感を禁じえない。情熱の出所は純粋に好きだからという場合もあるだろうし、何か見返したい気持ちがあったりして、湾曲したものの場合もあるだろう。しかしそれが何であれ、女優たちの情熱と力強さが伝わってくる。

是非また見に行きたいと思った。

一度は行った方がいいだろう

 ストリップ劇場は、少しずつ減ってきているようなので、行くなら早い方が良いだろう。確かに男の欲望の渦巻く場所でもあるが、芸術としての価値もあるのではないか(無論、俺に芸術の嗜みは無い)。3000円ならば安いものである。

客層は年齢もタイプもかなり多様で、いかにもエロオヤジといった風貌の者から、俺のような20代男性、かなりオシャレなお兄さん(オフィスカジュアル系)まで様々だ。最近は、女性の来場者も増えているらしく、東洋ショーでも確かに疎らには見受けられた。鑑賞スタイルも十人十色で、純粋な娯楽として友人と楽しむ人もあれば、ただ1人じっと演技に目を細める人もいる。

ノスタルジック、エロスが渦巻くストリップ劇場へ、是非一度訪れてみてはいかがだろうか。

新しい時代を生き抜くことよりも、負けても幸せになれることが重要なのでは

 最初に言うと、俺は教育というものに踏み込んだことが無いので、適当な事しか言えないのだが、最近思うところを書いていきたい。ここ最近、IT技術の発展やAIというワードに押されて、教育方法について模索が進んでいるように見える。それはつまり能力教育だと思うのだが・・・。

能力には才能がつきもの

 最近は義務教育としてプログラミングを教える流れが強まっている(確定しているのか?)が、当然のことながら、プログラミングには適性がある。俺は進学校に居たこともあって、高校の時にやらされたし、会社の研修でも学んだのだが、どちらにおいても出来るやつとそうでないやつで完全に二極化していた。もちろん、好き嫌いも大きく関係するので、出来ないやつの頭が悪いとは一概に言い切れない。

何にせよ、プログラミングに限らず、能力教育というものには勝ち負けが大きく出る。もちろん勝ち負けは重要だ。勝つからこそ能力の高いやつはドンドン伸びていくし、負けることで自分の適性の無さを知ることもできる。特に現代の資本主義社会では、勝ったやつ、端的に言うと金儲けに勝ったやつが偉い。勝ち負けが常について回る時代だ。重要なのは負けたやつのフォローだ。

負けた奴の生き方を模索する必要がある

 学生生活で求められるほぼ全てにおいて負け続けた実体験として、敗者の絶望感は腐るほど味わっている。救済措置が必要なのだ。敗北が学生時代で終わるならマシだろう。卒業後にきちんと働いて金を稼げるようになれば、社会で人として認められるようになるし、それなりに自信を取り戻すことは出来る。しかし、そうではなかったら。

社会人として負けるということは、生涯負け続けることを意味する。正直な話、金を稼ぐという点において何もできない人間というのは存在するものだ。資本主義社会が加速する中で、これは本当に絶望的な状況である。

だから、負けても幸せになれる方法を考えるべきであり、子供の頃から教えるべきだと思うのだ。ITは生活を豊かにするようで、勝ち負けをより明確にし始めている。これからはもっと格差が顕著になる時代だ。

本当の富とは、誰もが幸せになれることではないのだろうか。

色々ググったり周り見る感じ、ITエンジニアの安泰なキャリア論なんてものは無いと思った

 食いっぱぐれたくない。ITエンジニアであれば誰もが気にするところだろう。多少忙しいことや、仕事がつまらないことや、人間関係が良くないことよりも、これが一番ヤバい。淘汰されたり、クビにされたり、会社がつぶれたりして食えなくなるのはマジでヤバい。

だから俺も色々考えた。PLとかPMみたいな管理系に行った方がいいのか、得意スキル伸ばしてスペシャリスト目指した方がいいのか、フルスタックみたいなやつ目指した方がいいのか。色々ググり倒した結果、何とでもなるんじゃねって思った。

食いつなげない理由がない

 githubがお星様の浮かぶ大草原になってるとか、小学生の時からゴリゴリコード書いてるとか、そういうバケモノみたいな人は余裕で生き残るだろうが、60過ぎてもプログラマーとかインフラエンジニアとして働いている普通のおっさんは結構見る。35才限界説とか言われる割には色んな人がいる。みんなちゃんと飯を食えている。

そして今はIT人材がめちゃくちゃ足りない。日本は少子高齢化労働人口が減っている上に、あんまり待遇の良くないIT業界は人気もない。俺は少し前までデカいSIerにいたが、下請けが足りなくて困っていた。いや、任せられるような人が足りなかったとも言える。ちゃんとコード書けたり、システム・DB設計が出来る人って実は少ない。保守ばっかでつまらないことは増えるかもしれないけど、あの調子なら並に技術が分かって喋れる人であれば、仕事がなくなることは無いと思う。

AIがプログラミングするとか言っている人も居るが、その頃にはほとんどの仕事がAIとやらに奪われているだろう。そうしたらもう、営業とかやれば良いと思う。ぜんぜん売上伸びなくてドヤされるかもしれないが、何とか食いつなげるだろう。

何をやったら得か

 勉強って好きですか。俺はあんまり好きじゃない。やらなきゃしゃーないけど、それなりに効率良くやりたい。あとぶっちゃけ最新技術とか、そこまで興味ない。もちろんIT関連サイトポチポチ回って、気になったやつちょっと弄ったりとかはするけど、そんな色々覚えても使わないことが分かった。

結論、最近だとプログラミング & 低レイヤの勉強が9割、残り1割で新技術パラパラっていう状況にある。結局、TCP / IP の仕組みはずっと使われてるし、汎用OSの概念が大きく変わることもない。だったらまずここを勉強しておけばいいんじゃねと。まず基礎抑えて、あと自分が使うやつ覚えればよくね?という考えに至った。

あとプログラミングを大切にしてるのは、作れなくなったら終わりだな、という感覚があるため。とりあえず作れるうちは安心できる。作れなくなったら何のためにITエンジニア名乗ってるのかわからなくなりそう。だから何か理由付けて書くようにしてる。

将来予測とかギャンブルみたいなもん

 夜と霧って本、ナチスアウシュビッツ刑務所に収容された精神科医が体験の事実を淡々と書いてる本だけど、これを読んで「将来は予測できない」&「出来るのは決断だけ」ってことがよくわかった。その時々で現実を見ながら決断して、何とか食つなぐしかないと思わせる、めっちゃいい本。

だったら出来る限り面白そうな仕事やった方が得だよなーって思って、転職とかは思い付きで普通にしてもいいことにしてる。今の会社は面白いから止める気ないけど。

頑張って食いつなごう

パクパク

おわり

俺がIT技術の勉強をするようになったきっかけは研修でモテたこと

 最初に言うと、俺は超非モテだ。これまで生きてきて、告白などされたことがあるはずもないし、誰々お前のこと好きらしいよ説すら聞いたことが無い。つまるところ究極完全体ヒモテーノスというやつである。しかし敢えて言うならば、かつて一度だけ、こんな俺にもモテ期が来たことがある。その時のことを話そう。念のため結果から言っておくと、彼女が出来ることはなかったので安心してほしい。

人生唯一のモテ期、IT研修

 都内のIT企業に新卒で入社したとき、IT技術職だけでいえば40人くらいの同期がいた。入社直後は所謂ビジネス研修だとか、そういった類のものを受けたのだが、残念人間コミュショッカーでもある俺は、宮本浩二もびっくりなほど意味不明な発言を繰り返していた(エレファントカシマシはめっちゃ好き)。ああまた学生時代の繰り返しかーなんて思いながら、家に帰れば布団に突っ伏して「死にてえええ」の繰り返し。周りからは完全に雑魚キャラ扱いだったわけだが、汚名挽回のチャンスが回ってきた。それがIT研修である。

javascriptJavaなんかを趣味で嗜んだことがあるくらいのレベルだったが、昔から図画工作や情報の授業は得意で、おそらくプログラミングも真ん中より上くらいには出来るだろうという自信だけはあった。しかしこれは良い意味の誤算で、周りにプログラミングをやったことの無いレベルの人も多く、最初から上の下くらいの位置にいたのである。

研修中は周りのやつらと教え合う機会が多かったんだけれど、IT職には女子も結構いて、その多くはあまりプログラミングが得意じゃなかった。必然的に教える立場になるから、女子と話す機会は増えていった。さらに言えば、このいかにも人畜無害そうな俺に多少の安心感でもあったのか、わざわざ聞きに来る女子もいたほどだ。有頂天で懇切丁寧に教えまくったのは言うまでもない。そして自慢だが、物事の仕組みが気になると理解するまで調べ尽くす性分故に、自分が知っていることを人へ説明することは結構得意だったのだ。おかげでいつの間にか「技術力高い上に説明が丁寧で分かりやすい人」という扱いをされるようになっていた。このおかげで、俺はさらにむさぼるようにIT技術の勉強をするようになった。

 便利屋の一種ではあったと思うが、これは間違いなく最大のモテ期であった。当時の評価は我ながら高く、その時に仲良くなった女子とは何度かデートに行くこともできた。あまりの女性扱いの下手さと内容のつまらなさに失望されて、かなりこっぴどくフラれたりしたのだが、まあそれはそれで楽しかった。俺が今根拠のない自信を持って働けているのは、間違いなくあの時の成功体験である。

スタートダッシュが最も重要だと分かる

 フラれたからというわけではないが、技術力の高い会社に行きたかったから、数年でその会社を後にし(と言ってもそんな昔の話ではない)、今の会社へ一気にキャリアアップすることができた。給料も仕事のレベルも上がった。研修の後も日々のIT学習や趣味の開発を続けたことと、なにより上述の成功体験で仕事上のコミュニケーションに強くなり、面接にも強くなったのである(もちろんエンジニア職)。まあまだ雑魚エンジニアだが。

業務遂行に必要なコミュニケーション能力はそこそこ身に付けたものの、相変わらず「コミュ力」的なものは持ち合わせていないので、相変わらず彼女は出来ないし、友達も少ない。だがこんな本来残念な人間でも、それなりに自信をもって生きられるような状況を作ることが出来た。何が良かったかというと、それはもうすべてスタートダッシュによる成功体験だ。

例えば優秀なスポーツ選手は4月~6月生まれに多いんだそうだ。これは、遅生まれの子は運動能力が競う相手よりも相対的に高くなりやすく、成功体験を積みやすいからだと言われている。ある程度の年齢になるまで、半年や一年の差は運動能力に非常に大きな差を生むのだ。これと同じで、人より先にやっておくと成功体験が積みやすく、自信を持ちやすくなるといえる。

非モテエンジニアよ、大志を抱け!

 話を戻そう。IT企業に入る未来の非モテエンジニア諸君、はやめにIT技術の勉強をしておいてはどうか。マジな話、研修でプログラミング出来たり、ネットワーク分かったり、SQLゴリゴリ書けたりすると、女子と話せる!!!君の入る会社に女子が居ればだけど。そして、俺とは違って、がっちり彼女ゲットしてくれ。俺はもうダメだー。

おわりだーーーーーーーー

さくらVPSにCentOS7を入れてDockerを導入する

さくらVPSにCentOS7を入れてDockerを動かしてみたら、普通に動いたので書きます。

プラン

二番目のプランです。
Core数:2
メモリ:1GB
SSD:30GB

CentOS7の導入

コンソール画面の右上にある【各種設定】=>【OSインストール】=>【カスタムOS】からインストールできる。
参考URL:
vdeep.net vps-news.sakura.ad.jp

Dockerのインストール

公式からスクリプトをダウンロードして実行するのが速い。Curlで取得できる。

#SELinuxをPassiveモードにする 
# ※ここでは警告回避のため。セキュリティ性は自分で担保すること
setenforce 0
 
#Dockerのインストーラ取得から実行まで
mkdir ~/work
curl https://get.docker.com > ~/work/dockerInstaller.sh
chmod +x ~work/dockerInstaller.sh
~/dockerInstaller.sh

Dockerコンテナでdebianを動かしてみる

 Docker runコマンドを実行すると、初回にDockerのリポジトリからイメージをダウンロードしてきてくれて、起動してくれます。以降はダウンロード無しで起動してくれます。

#Dockerが起動してなかったら起動する
sudo systemctl status docker
sudo systemctl start docker

#DockerコンテナでDebianを起動する
docker run debian echo "Hello World"

#Dockerコンテナの上のDebianでBash起動
docker run -i -t debian /bin/bash

  まだ勉強中なのでぶっちゃけ全然分かってないけど、とりあえず動きました報告

VPSを借りて最初にやった設定① ユーザー作成~SELinuxのモード変更

 Linuxエンジニアを本気で目指すため、金を払った方が良いだろうということで、さくらのVPSを借りた(自宅にもサーバーを買ったのだが)。お金を払って30分くらいで使えるようになるのだが、起動するとすぐに公開した状態になるため、セキュリティを考えて色々設定を行った。今回やった設定をまとめておく。なお、サーバーを起動した時点でSSHは使えるようなっていた。

CentOS7を入れなおす

初期ではCentOS6.9がインストールされる。せっかくなので最新版を入れようということで、CentOS7.4を入れなおすことにした。コンソール画面の右上にある【各種設定】=>【OSインストール】=>【カスタムOS】からインストールできる。また、Dockerなどを使いたい場合、出来るだけ最新版を入れた方が設定が楽だったりする。

ユーザーを作成してSUDOユーザーへ

 WindowsServerだとそういう慣習は無いような気もするのだが(少なくとも僕が関わってきた業務では)、Linuxのサーバーでは普通、root(管理者)とは別にユーザーを作成するようだ。確かに、SSHなどで接続する際に、分けておいた方がセキュリティ面でも操作面でも安心感があると思う。

# 一般ユーザーの作成
$ useradd <userName> 
$ passwd  <password>

# ユーザーをsudoユーザーへ 
$ usermod -aG wheel <userName>

Wheelはsudoユーザーのグループで、入るだけでsudoできるようになる。なお、usermodでグループへユーザーを加えるときは-Gオプションだけでなく-aも指定すること。CentOSなどのディストリビューションでは、ユーザーを作成した直後に同じ名前のグループが作成され、プライマリグループとして設定される。ユーザーはプライマリ以外の複数のグループに参加できるのだが、これらのグループをサブグループという。-Gだけだと所属するサブグループが置き換わってしまい、それまで所属していたサブグループを抜けてしまう。aを付けると、参加するサブグループが新たに増え、それまでのグループには所属し続ける。

SELinuxをPassiveモードへ

 SELinuxは強力なセキュリティソフトのようだが、何かとエラーを出して大変なので、Passiveモードにすることにした。Passiveモードは警告を感知するが、ログ出力するだけで、ほかの操作を中断することは無い。代わりにFireWallのほうはガッチガチにする。

# 状態を確認する => enforcingになってるはず
$ getenforce

# passiveモードにする
$ setenforce 0

# 再度状態を確認する => passiveになってるはず
$ getenforce

# 再起動時もPassiveになるように設定ファイルを書き換える
$ vi /etc/sysconfig/selinux
       :  
SELINUX=enforcing  <= これを SELINUX=passive に書き換える 
       :

次回に続く... ※セキュリティ面の設定が終わるまで、VPSは都度落としておいた方がいいと思われる

Pythonのシステムコール回数はC言語の20倍だった

 Linuxを学ぶに当たって、自分で適当に遊びつつ、Linuxの入門書を買って色々読んでいるのだが、武内覚さんというカーネルハッカーの方が書いた「Linuxのしくみ」というストレートなタイトルの本が面白い。まだ序盤だが、結構面白かったのが今回の記事の題名の話だ。Hello WorldC言語Pythonで実行してみると、後者のシステムコールはなんと20倍だったのだ。当たり前だがPythonがクソとか言いたいわけでは全くない。単純に面白いと思ったので、これについて書く。

システムコールとは

 プログラムを実行するときには、CPUを介してメモリやI/Oや画面などにアクセスする。これらは全てハードウェアである。各々のプログラムはいくつかのプロセスとして動作するが、これらのプロセスから直接ハードウェアにアクセスすることはできない。OSに対して、「ハードウェアへアクセスしてくれ!」と頼むことでそれを実現している。この依頼がシステムコールである。
すべてのプログラムが個別にハードウェアへアクセスするという仕組みだと、それの処理をすべてのプログラム毎で書かなくてはならないし、そうでなくとも言語毎にモジュールを用意しなければならない。ハードウェアの種類は膨大なので、それぞれのドライバに合わせたものを作らなくてはならない。
 それに現代ではセキュリティの問題もある。たとえばブラウザが、javascriptが直接ハードウェアにアクセス出来たら、別の用途で開いているExcelシートや、場合によってはデータベースの中身を盗み見たり、好き勝手に書き換えたりできてしまう。これでは大問題だ。
ちなみに一時期IntelのCPUで問題になったのはこの部分で、CPUの投機実行という処理をうまく使うことで、あるプロセスから別プロセスへアクセス出来てしまうというセキュリティ上の問題だった。これはOSの問題ではなくCPU側の問題である。

システムコールを捕捉する

C言語PythonでそれぞれHello Worldを表示するプログラムを書く(この本はC言語の勉強にもなるので助かる)。

hello.c

#include <stdio.h>

int main(void){
    puts("hello world");
    return 0;
}

C言語コンパイルは、cc -o hello hello.c

hello.py

print("hello world")

Pythonは3系統を前提に書いている

システムコールを比較する

 ってなわけで用意ができたら、以下のコマンドを実行する。

C言語: strace -o helloC.log ./hello
Python: strace -o helloPy.log python3 ./hello.py

Pythonの実行コマンドは環境によって違うだろう。Ubuntuだとpython3だったはず。僕はCentOS7にyumでPython3.6を入れて実行しているので上記のようになった。
straceはSystem Traceの略だろうか。要はシステムコールの内容を出力してくれるコマンドだ。oオプションをつけると、ファイルに出力することができる。あとはcatなんかでログを見てみる。
 重要なのはログの下から10行目以内くらいにある、write(1, "hello world\n"), 12)だ。これで画面に「hello world」を出力している。それを実行するまでに、僕の環境だとC言語では約25行、Pythonだと500行程度のシステムコールを実施していた。C言語が速いというのは本当だったということがわかる。

参考書籍